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2020年09月23日

勝山町並み保存地区にリファイニング建物

連休で、古き良き町並みをゆっくり散歩。



色鮮やかな「のれん」がかかる町、岡山県勝山町並み保存地区。

コロナの影響か?午前中はほとんど人はいませんでした。



アートスポットでもある「勝山文化往来館ひしお」へ寄って、



明治創業の清友醤油店の醤油蔵を改築した建物で、カフェを頂きました。

その勝山町並み保存地区の端にある きれいな建物「真庭市立中央図書館」



ガラス張りのカーテンウォールに黒とシルバーのガルバリウム鋼板張り、



木も目隠しルーバーとして使ったり、天井にも張っています。



裏に回り外観をよくよく見ると、タイル張り、しかもカーテンウォールの中は、

既設の外壁のタイル張りを残して、リファイニングされた建物でした。

ネットでリファイニング建築を調べてみると、

建築家 青木茂氏が提唱した建築を再生する手法のことでした。

リファイニング建築は、リフォームやリノベーションと異なり、弱体化した

構造躯体の耐震性能を軽量化や補強によって現行レベルまで向上させるとともに、

既存躯体の約80%を再利用しながら、建て替えの60〜70%のコストで、

大胆な意匠の転換や用途変更、設備一新を行い、その行為を繰り返すことで、

建物の建築の長寿命化を図る新たな再生手法である。



改修前の建物の写真をネットで見つけました。

 本計画は,昭和55年に建設された築37年の勝山振興局庁舎を耐震補強すると
ともに、図書館として再生するリファイニング計画。コンセプトは誰もが気軽に訪れ、
思い思いの時間を過ごすことのできるみんなに開いた「広場のような図書館」で、
2018年7月完成。

既存建物を最大限利用しつつ、1,2階を繋ぐ吹き抜けや分散配置された様々な
用途の個室、屋外 テラス、シアターなどを配置しています。庁舎として使われていた
既存建物を一新させ、多様 な空間を持つ図書館。

中も見学したかったのですが、休館日で見ることができませんでした。

  

Posted by 明石の日置建設  at 08:43Comments(0)私の仕事以外の取り組み