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2010年08月09日

ヒートショック対策!

先日、明石の魚住で在来浴室をユニットバスに入れ替える工事をしました。

浴室と洗面所の床が古くなって一部腐っているので、きれいにしたいのと、

冬、お風呂へ入ると寒いということで、ユニットバスを採用されました。

実は、日本の入浴中の急死者数は諸外国に比べて高く、

その理由は「リビング、洗面所とお風呂場の温度差」であるとされる。




在来浴室の施工前の状況です。

床と壁がタイル張りで、換気ガラリがあり真冬は5℃~10度前後まで下がる。


そこで、「ヒートショック」という言葉をご存知ですか?


「ヒートショック」とは、急激な温度変化により体が受ける影響のことである。

リビング・浴室と脱衣所・トイレなど、温度変化の激しいところを移動すると、

体が温度変化にさらされ血圧が急変し、脳卒中や心筋梗塞などに

つながるおそれがあり、高齢の方が家庭内で亡くなる原因となる。


その対策として、

・入る前に浴槽蓋をあけて浴室温度を上げる。

・お湯の温度は低めに設定し、大きな温度差にしない。

・高齢者や血圧の高い人は一番風呂を避ける。

・かけ湯をして、半身浴で入り、湯のつかり方を工夫する。


一番の快適な温度環境のカギは、やはり高断熱・高気密住宅です。

家の構造を保温性の高いものにして、外気温の影響を受けにくくすることが、

最も有効な対策といえます。

温度差バリアフリーの生活で、ヒートショックを未然に防ぐことができます。


通常の家の場合は、



在来浴室をユニットバスにすることで、浴室内の温度を暖かく保てるため、

上記の対策と合わせて、ヒートショックを未然に防ぐことができます。




浴室工事と並行に、キッチンも古くなってきたので入替えもされました。





  


Posted by 明石の日置建設  at 23:19Comments(0)仕事に対しての取り組み