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2010年08月24日

失敗しないマイホームづくりのための10原則

マイベストプロ神戸というホームページの
9月公開予定の知恵カフェVOL.11のネタは、
【失敗しないマイホーム選びのチェックポイント】

そこで、私も下記のコラムを書きました。



マイホームを建てる前に考えることは、まず、住んでからのことを考えましょう。

マイホームは一生涯住む高い買い物です。
安い坪単価や営業マンの値引きやその場の雰囲気で決断せずに、住んだ後のことをどこまで考えるかが、失敗しないマイホームづくりの最大のポイントです。

失敗しないマイホームづくりのための10原則

その1 :
住宅という建物は、商品ではない。
商品には寿命があり均一化したもので、工場で作られるものをいいます。
住宅は、その地域の気候風土に適したものを造らなければ自然の方から壊されるということを知った上で、家族のライフスタイルに合わせ、家族と住宅建築会社と一緒に造り上げていくものです。
さらに、造り上げてからしっかりとアフターメンテナンスをし、長く楽しく元気に過ごせる暮らしを実現するものです。
そういう観点で、まずマイホームづくりを考えてみましょう。

その2 :
次に大切なことは、注文住宅をするにしても建て売り住宅を買うにしても、次世代へと長く生活をしていく上で大切なものであるということ。
この長い生活に耐えられる住宅即ち、耐久的・耐震的にも、家族構成や生活の変化に対応して行われるリフォームにも耐えられ、 資産価値が高まっていく住まいを、当初から考えて建てるべきです。
「人はマイホームをつくり、マイホームという環境は人をも変える」ということを忘れてはいけません。

その3 :
デザインや設計にこだわる場合は、住宅専門の設計事務所に頼むことも良いでしょう。
その時、木造住宅について、過去の施工例を見せていただき、イメージが合うか、構造や断熱、木や素材等をどれだけ知っているかを聞いてみることと、設計費も含めて総トータル費用の相談も必要です。

その4 :
住宅総合展示場を見て歩くのも良いでしょう。また住宅雑誌を何冊か購入して勉強するのも良いでしょう。
インターネットで検索するのも良いでしょう。
住宅総合展示場には夢が一杯詰められていて現実的ではなく、オプションが多く、使用も高級になっているので確認が必要です。
住宅関係雑誌や本も片寄ったものが多く、自分の地域に果たして合っているかどうかもわかりませんからデザインや工法等を決める時は、必ず建築士か工務店・ビルダーに相談してからにしましょう。

その5 :
新聞やテレビ宣伝に惑わされることなく、マイホームを建てようとする地域には必ずその地域の事情をよく知り、 安心して住める家づくりを行っている地場工務店がありますので、その工務店にまず相談してみるのもいいでしょう。
工務店の本業はもの造りで、サービス業は二の次ですから一見、優しくないかも知れませんが、長く付き合っていける経営体質か、人柄かを判断し(リフォームが必ず必要になりますので)、建物を見せてもらったり、そこに住む人の感想を聞くことです。

その6 :
過剰に安い価格や営業マンによるサービストークには惑わされないことです。
安ければ安いなりの理由があります。(契約してから思いもよらない費用がかかり、トラブルになるケースがありますので注意が必要です。)

その7 :
「大手ハウスメーカーだから任せられるので安心」という考えだけで大手ハウスメーカーの商品住宅を購入することは避けるべきです。
住まいは本来、その地域と気候風土と、住まい手の生活観(幸せを持たらす)に合うように建てるものです。
可愛い赤ちゃんを心情的にも肉体的にも健康になれる住まいを創ることも大切です。
アトピー患者やシックハウス症候群の増加、モラルの低下の少年少女の実態を考えた時、今までの大人の都合で造ってきた住宅や街のせいではなかったか、という反省があっても良いはずです。
そういうことも考慮に入れながらハウスメーカー、設計事務所、工務店、ビルダーを探されるといいでしょう。

その8 :
家賃を払うくらいなら無理してでもマイホームを!という考えは後々不幸を招くことになるかも知れません。
マイホームづくりや建て売り購入に当たっては絶対に無理をしないことです。
資産的に余裕がない時はまず貯蓄をしてください。 未完成住宅にし、住みながら、資金の余裕ができてから完成していくこともひとつの方法です。
また、マイホームづくりに参加することによりコストダウンをしていただくのもよいでしょう。
(マイホームに愛着ができ、要領がわかれば引渡し後の家の維持管理にも大変役立ちます。)

その9 :
工事を進めていく上で、設計変更や追加工事はそれだけ費用がかかりますので、途中で設計変更、 追加工事をしないように建築士や工務店社長と家族ぐるみで十分な打ち合わせをしましょう。

その10 :
打ち合わせ事項や確認事項はできるだけ書面でおこないましょう。
口頭で指示したり、口約束だけで工事を進めないことです。
どうしても変更したい時は、現場の職人に指示せず現場監督や工務店の社長に相談し、文書化して確認することです。

以上10大原則です。

マイホームづくりの参考にして下さい。

  


Posted by 明石の日置建設  at 23:14Comments(0)仕事に対しての取り組み