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2019年03月03日

床下エアコンの暖房その⑥

13.最大暖房負荷、立ち上げ時等の確認

以上のことから、実際に市販されているエアコンの定格能力を

見れば、室内エアコン、床下エアコンとも定格能力が3.6kW のものを

選択することになります。

一般的なエアコンでは、定格能力が3.6kW の機種では

最大暖房能力は8kW 程度になっており、先に求めた最大暖房負荷

(約5520W)は十分に賄えることが確認できます。

また詳細は割愛しますが、この最大能力であれば立ち上げ時で

不満(なかなか温度が上がらない)を感じるリスクは小さいと考えられます。


14.基礎コンクリートの熱容量の確認

詳細は割愛しますが、12の1)で検討した必要蓄熱量に比べ、

基礎コンクリートの蓄熱量(熱容量)のポテンシャルは十分に大きくなります。

したがって、ここで想定した床下エアコンの能力(発生熱量)が過剰(無駄)に

なることはありません。


15.付記

・暖房期の電力消費量をチェックしながら、もっとも快適でもっとも光熱費が

少なくなるような運転の方法(床下エアコンとも)を見出していってください。

おそらく3 年ほどの冬を過ごせば、それが見つけられると思います。

  

Posted by 明石の日置建設  at 20:46Comments(0)仕事に対しての取り組み