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2011年02月08日

建物が喰われていた!

築30年ほどの木造住宅にお住まいのお客様からの相談があり、

「浴室壁のモルタル部分が黄色く変色している」と、

外部に廻って見るとひび割れがあり、漏水しているようでした。




壁のモルタルを一部壊して壁内を見ると、内部の木が腐っていて、

その木のアクが出てき黄色く変色していました。

ということで、概算見積もり提出後、工事に着手。


外部のモルタルを撤去すると、




上のベランダと壁のヒビ割りから漏水が原因で腐朽菌が繁殖し、

木が腐ってボロボロになってしまった。


シロアリにより木を食べられる「生物劣化」ではなく、

今回は、菌類による材木の腐朽(腐っていたむ)状況です。




完全に土台がなくなり、柱も茶色っぽくなりなくなっている。


そのため、




バルコニーを防水し、土台、柱・梁を入れ替えて、外壁を補修しています。



要するに、

・建物のちょっとした異変が大変なことになっていた。

・木が喰われたようにボロボロになったのは「腐朽菌」による。

・「腐朽菌」は乾いた木では繁殖せず、漏水や結露が遠因となる。

・腐朽した木はシロアリの格好のエサとなり、さらに被害が拡大する。


そんな不安のある方は、被害が拡大する前に、ご相談ください。



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Posted by 明石の日置建設  at 22:24Comments(0)その他工事の施工例