ポチッと応援お願いします⇒ 人気ブログランキングへ にほんブログ村 住まいブログ 自然素材へ
ただいま過去の記事を整理中で、写真が見えていない記事があります。m(_ _)m
写真が正常に表示された過去記事を読みたい場合はこちらへ⇒優優素材住宅のススメ

2008年02月06日

冬を快適に暮らす方法?

簡単に温度を測る道具「放射温度計」とは?

080206-1






放射温度計で、壁の温度は「18.0℃」です

放射温度計とは、「触れずに測れる」不思議な温度計なのです。
温度に対応した波長の赤外線がでていて、この赤外線をとらえ温度に変換してものの表面温度を表示するのが放射温度計です。

私は、冬の寒いときや夏の暑いときに、よくこの「放射温度計」を使って測定します。

簡単に、すぐにものの表面温度が測れるので、すごく便利です。

さて、この「放射温度計」を使って、築25年になるほとんど断熱をしていない建物で、リビング内の各場所ごとに以前測定しました。

・外気温は、・・・・・・・・3℃
・室内温度計は、・・・22℃

・確かに目線の壁面の表面温度を測ると、「21℃」で室内温度計とほぼ変わりませんでした。

しかし、
・窓際の席で背中に寒さが感じられた窓ガラスでは、・・・・9℃
・石油ファンヒーターの温風の噴出し口付近では、・・・・・・39℃
・石油ヒーターから離れたところの足元床面では、・・・・・・13℃
・石油ヒーターから離れたところの天井面では、・・・・・・・・28℃

同じ部屋なのにこんなにも温度差があるとは、測定して驚きました。

さらに、他の部屋も測ってみました。

・廊下は・・・・・・・・12℃
・トイレは・・・・・・・・8℃
・脱衣所は・・・・・・・9℃
・2階の洋室は・・・11℃

こんなにも、温度差があるとお年寄りが最近、「ヒートショック」が原因で脳卒中になり、亡くなるケースが増えているようです。

次回は、「冬は「ヒートショック」には十分注意して下さい」について書きます。  

Posted by 明石の日置建設  at 10:43Comments(0)冬を快適に暮らす方法