ポチッと応援お願いします⇒ 人気ブログランキングへ にほんブログ村 住まいブログ 自然素材へ
ただいま過去の記事を整理中で、写真が見えていない記事があります。m(_ _)m
写真が正常に表示された過去記事を読みたい場合はこちらへ⇒優優素材住宅のススメ

2008年05月26日

バンコク(タイ)への研修旅行?

本題の工場見学は、北恵?の経営理念に基づいた取組みがうかがえました。

リラクシングウッド」とは、北恵が長年建材商社として活動してきたそのネットワークを活かして世界中から銘木を厳選。
自信を持ってお届けする無垢建材の逸品です。

「リラクシングウッド」の多くの樹種は計画植林材を使用し、製品の安定供給と性質の安定性を確保するとともに、天然資源を守る地球環境にも配慮した商品です。

まず、お伺いした工場は、タイでも有名な企業で「ルアンウタイ社」で床材、造作材、建具材を製造しています。

080526-1080526-2






 大きな工場            工場内の様子

タイでは、ゴムの木(ラバーウッド)を計画植林材として使用しているそうです。

以前ゴムの木は、天然ゴムの原料のラテックス(樹液)だけを採取すると切り倒され廃棄処分していたそうです。

ラテックスの用途は多く、タイヤ、消しゴム、ホース、ベルトケーブル等ゴム製品全てに使用されています。

しかし、特殊な防虫加工技術により(虫がつきやすいため今まではリサイクル不適だった)ゴムの木の利用が可能になったそうです。

ゴムの木を植林し20年〜25年で 天然ゴムの原料のラテックスを採取し、30年もすると樹液が激減するので、伐採し、木材と再利用する。
その後、苗木を再植林し育て環境循環させています。

ゴムの木の用途は、フローリング、階段材、家具、造作材、おもちゃ、建材、パーティクルボード、燃料等で、全ての部材を利用しています。

ゴムの木といえばなんとなく柔らかい木のように思われますが、適度に硬く、適度に重量もあり、加工もしやすく、安価のためよく利用されています。

実は、大手の各メーカーさんでもゴムの木(ラバーウッド)は最近よく家具や建材に使用しています。


次に、「シャム・サンキュー社」の工場へ行き、造作材やカウンター、家具を製造過程を見学しました。

080526-3080526-4





  
  ペーパーかけ作業     入念な下地と塗装作業

こちらは、塗装の技術が優れていて、しっかりとした管理工程で、いい商品を出荷しています。
特に、鏡面仕上げ塗装の技術は非常に優れていました。

こうした、製造過程を見学することにより、材料を判別したり、製品を見極める目が養えたように思います。
また、今後、環境対応製品の採用も考えていこうと感じました。
  

Posted by 明石の日置建設  at 14:44Comments(0)その他