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2009年04月10日

24時間換気のQ&A②

前回に引き続き、24時間換気で第1種換気についてのQ&Aです。



小屋裏に第1種換気の全熱交換型24時間換気の機械と配管ダクト。



Q : 24時間換気について、最近基礎に換気口を設けず、基礎断熱にして、

第1種換気(給排気型)にする工法がありますが、御社は如何でしょうか?



A : 基礎はほとんど「べた基礎」が多いため、梅雨時期や池が近くにある場所は

基礎内へ湿気が入り込むケースや、寒い冬は冷気が入り床下で結露して

基礎部分が湿気るという問題が発生しています。

そのため、弊社でも基礎断熱し基礎部分も室内と同じ環境して、第1種換気で

床下換気をすることにより、大切な土台が湿気や結露から守れると考えています。

さらに、床下も室内と同じ環境のため、1階に床暖房がなくても足元が暖かい。



Q : エネルギーロスを考慮すると第1種換気のメリットが少ないように思われるし、

メンテナンス性や計画換気の確実性から言えば第3種換気の方が良いと思いますが?



A : 第1種換気は全熱交換型の機械を使用すると、エネルギーロスは少ないです。

メンテナンスでフィルターの清掃は第3種換気でも同じように必要ですし、

24時間計画換気の確実性は換気方法より気密性能が大切です。



Q : 気密性能(C値1.0以下)が良いと、圧力の関係でドアが開けにくいといった

デメリットもありますが如何でしょうか?


A : 気密性能はC値が1.0以下でないとしっかりとした換気経路が確保できません。

ドアが開けにくくなるのは、外部のドアですが、換気量の多い台所の換気扇は

同時給排気型の換気扇を使用すると大丈夫です。





  


Posted by 明石の日置建設  at 23:59Comments(0)仕事に対しての取り組み