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2008年02月08日

冬を快適に暮らす方法?

簡単に出来る寒さ対策「窓際編」 (補助金がいただける?)

従来の家で、単体のガラス窓を背に座っていると、スーと冷気がきて寒いですよね。
これを「コールドドラフト」といいます。

その簡単な対策として、

・夕方寒くなる前に厚手のカーテンをしっかりと閉め、熱を少しでも逃がさないようにする。

・ホームセンターなどで、窓のパッキン材を購入し、閉めた時に隙間風が入らないよう処理する。

・ホームセンターなどで、窓用断熱シートを購入し、サッシを覆うように張ると結露対策にも良い。

少しコストはかかるが、
今の窓はそのままで「内窓」を付けるとかなり断熱性と遮音性の効果があり、結露防止にもなります。

「内窓」には、いろいろ商品はありますが、トステムの「インプラス」、
大信インフィルの「プラストサッシ」などがあります。

今がチャンス!

内窓の商品代と工事費の1/3相当額が国(NADO)から補助されます。

ちなみに、補助金申請は弊社で行わせていただきます。
(見積り無料!)

次回は、「簡単に出来る寒さ対策「室内編」」について書きます。  

Posted by 明石の日置建設  at 15:25Comments(0)冬を快適に暮らす方法

2008年02月07日

冬を快適に暮らす方法?

冬は「ヒートショック」には十分注意して下さい。

まず、ヒートショックとは,急激な温度変化が体に危険な影響を及ぼすことです。

冬場の入浴時は裸になって突然冷え切った浴室に入ることになりますので、体は極端な温度変化を感じ、血圧と心拍数が急激に上がります。

そして、お年寄りや血圧の高い方、心臓の弱い方にとっては脳卒中や心臓疾患を起こしやすくなる状態ですので注意が必要です。

ヒートショックは、浴室だけでなく、就眠後起きたり、トイレに行かれる時も、要注意。

なぜ?就眠後起きたり、トイレが要注意なのか!

一日の内で、血圧が最も低くなるのが、就眠後の2時間ぐらいだと言われています。

その就眠中の布団の中の温度は夏、冬ともあまり変化なく32〜34℃位といわれているので、
寝ている(低血圧)状態から布団をはずして、寒い部屋で急に立ち上がると、血圧がグーンと上がり危険です。

また、トイレで危険なのが、温度差と共に排便するための「いきみ」が、血圧上昇に大きな影響を及ぼします。
暖かい部屋から急に寒いトイレに行き、しかも「いきむ」。その一連の相乗作用が血圧を急激に上げるので危険です。

実は、「ヒートショック」が原因で亡くなられる方は、交通事故で亡くなる方よりも多いと言われて、年間1万件以上と言われています。

それでは、その「寒さをやわらげる方法」を紹介します。

まず、次回は「簡単に出来る寒さ対策「窓際編」」について書きます。
  

Posted by 明石の日置建設  at 11:13Comments(0)冬を快適に暮らす方法

2008年02月06日

冬を快適に暮らす方法?

簡単に温度を測る道具「放射温度計」とは?

080206-1






放射温度計で、壁の温度は「18.0℃」です

放射温度計とは、「触れずに測れる」不思議な温度計なのです。
温度に対応した波長の赤外線がでていて、この赤外線をとらえ温度に変換してものの表面温度を表示するのが放射温度計です。

私は、冬の寒いときや夏の暑いときに、よくこの「放射温度計」を使って測定します。

簡単に、すぐにものの表面温度が測れるので、すごく便利です。

さて、この「放射温度計」を使って、築25年になるほとんど断熱をしていない建物で、リビング内の各場所ごとに以前測定しました。

・外気温は、・・・・・・・・3℃
・室内温度計は、・・・22℃

・確かに目線の壁面の表面温度を測ると、「21℃」で室内温度計とほぼ変わりませんでした。

しかし、
・窓際の席で背中に寒さが感じられた窓ガラスでは、・・・・9℃
・石油ファンヒーターの温風の噴出し口付近では、・・・・・・39℃
・石油ヒーターから離れたところの足元床面では、・・・・・・13℃
・石油ヒーターから離れたところの天井面では、・・・・・・・・28℃

同じ部屋なのにこんなにも温度差があるとは、測定して驚きました。

さらに、他の部屋も測ってみました。

・廊下は・・・・・・・・12℃
・トイレは・・・・・・・・8℃
・脱衣所は・・・・・・・9℃
・2階の洋室は・・・11℃

こんなにも、温度差があるとお年寄りが最近、「ヒートショック」が原因で脳卒中になり、亡くなるケースが増えているようです。

次回は、「冬は「ヒートショック」には十分注意して下さい」について書きます。  

Posted by 明石の日置建設  at 10:43Comments(0)冬を快適に暮らす方法

2008年02月04日

冬を快適に暮らす方法?

「冬の快適な温度とは何度でしょうか?」

冬の夜、家族がリビングルームに集まり、机を置いてテレビを見ています。

部屋の端に石油ファンヒーターが静かなうなり声をたてています。

窓際の席では背中に寒さがまとわりつくように感じられます。

ヒーターの温風の噴出し口のそばでは暑すぎて顔が火照っています。

ヒーターから離れたところでは足元から冷気がはい上がってくるような感じがまします。

このときの室内温度は、「22度」!

しかし、同じ部屋でも、場所により暖かさが違うように、場所により温度が違うのです。

一度、場所を変えて温度を測ってみてください。

次回は、「簡単に温度を測る道具「放射温度計」とは」について書きます。  

Posted by 明石の日置建設  at 11:08Comments(0)冬を快適に暮らす方法

2008年02月02日

冬を快適に暮らす方法?

「従来住宅のアンバランスな断熱と気密の弊害」

1970年代には、隙間風を防止する気密性のあるアルミサッシが普及し始め、暖房器具も火鉢や薪ストーブから石油ストーブに変り、身体を直接温めて暖をとる採暖から個室全体の暖房が主流になって、個室内で自由に活動することが可能な温度環境を提案しました。

しかし、アルミサッシの開口部の気密化だけでは不十分で、むしろ結露の発生や部屋間の急激な温度差によるヒートショックなど、様々な健康に対する弊害も指摘されるようになりました。

最近、住宅の性能を向上させて健康な住環境を創るためには、高気密性能と断熱性能とのバランスが最も重要ということが分かってきました。

また、室内で燃焼される石油やガスの水分が結露を発生させ、室内の空気環境の汚染原因であることも指摘されるようになってきました。

次回は「冬の快適な温度とは何度でしょうか?」について書きます。  

Posted by 明石の日置建設  at 11:03Comments(0)冬を快適に暮らす方法

2008年02月01日

冬を快適に暮らす方法?

「 どうして、日本の昔の家は寒いのか?」

昔の家の暖房方法として、囲炉裏、火鉢、こたつのように局所を暖めるものしか使われませんでした。

日本古来の家造りでは、暖房を前提とした家造りではなく、夏の通風を重視した家
だったと言えるでしょう。

日本の採暖具の中で最も大きな熱量を持った囲炉裏でさえ部屋を暖めるものではなく、焚き火のように輻射熱に「あたる」もので、西洋の暖炉のような煙突はなく、煙は暖められた空気と一緒に屋根の換気窓から屋外に自然排気されるものでした。

排気の事も考えて、温度に関する快適さは犠牲にされ、住宅の住み良さと寒さに対しては、ほとんど無防備に近かったのです。

昔から部屋の空気を暖めるという発想がなかった日本で建物を断熱するという考え方
が生まれたのは1970年代のオイルショックが契機になりました。

次回は、「従来住宅のアンバランスな断熱と気密の弊害」について書きます。  

Posted by 明石の日置建設  at 10:38Comments(0)冬を快適に暮らす方法