2005年11月09日
「木の家・憧れの住まい」13章
「木と住まいを知り抜いた、適材適所の匠の技 その2」
木と会話しながら進める、適材適所の家づくり
木造在来工法で本当にいい家をつくる大切なポイントの一つ、それが木を適材適所で使うことです。たとえば、土台にはヒノキ,ヒバ、クリなどの腐食しにくい材を使用します。そのほか、柱には水に強いヒノキやスギ、曲げに強いマツ材というように、木の特性を活かして、最適な部位に使い分けるのが大切なポイントになります。
また、二つ目のポイントが木材の切り出し方(木取り)です。たとえば、土台や柱の構造的な要所には、樹木の中心部である芯持材を使用します。これは、水や養分の通り道となる樹皮部の生理的役割に比べて、樹木の中心ベガ、樹木を支えるために腐りにくい性質を持つためです。
このように、木の特性と住まいの安全性を十二分に配慮し、木材のよさを最大限に引き出せるのも木の家づくりは、住宅性能を永く保ち、メンテナンス費用を抑えるなどのメリットがあります。
次回は、「木と住まいを知り抜いた、適材適所の匠の技 その3」をお送りします。
木と会話しながら進める、適材適所の家づくり
木造在来工法で本当にいい家をつくる大切なポイントの一つ、それが木を適材適所で使うことです。たとえば、土台にはヒノキ,ヒバ、クリなどの腐食しにくい材を使用します。そのほか、柱には水に強いヒノキやスギ、曲げに強いマツ材というように、木の特性を活かして、最適な部位に使い分けるのが大切なポイントになります。
また、二つ目のポイントが木材の切り出し方(木取り)です。たとえば、土台や柱の構造的な要所には、樹木の中心部である芯持材を使用します。これは、水や養分の通り道となる樹皮部の生理的役割に比べて、樹木の中心ベガ、樹木を支えるために腐りにくい性質を持つためです。
このように、木の特性と住まいの安全性を十二分に配慮し、木材のよさを最大限に引き出せるのも木の家づくりは、住宅性能を永く保ち、メンテナンス費用を抑えるなどのメリットがあります。
次回は、「木と住まいを知り抜いた、適材適所の匠の技 その3」をお送りします。