2020年08月28日
高丸Ⅱの家、気密測定で、いい結果。なぜ必要?
「HKハウス高丸Ⅱの家」、8/1に上棟し、外貼り断熱をして、
サッシを取付け、隙間処理を行い、気密測定をしました。
結果は、「C値:0.2㎠/㎡」という非常に良い結果が出ました。
気密測定は、測定後「C値」(相当隙間面積)の数値を算出します。
これも大工さんの施工技術の高さとサッシの性能も良くなっているからです。
窓は、YKKapのAPW330の高性能樹脂サッシを取付け、
外壁にアキレスQ1ボードを貼り、通気胴縁をパネリードというビスで取付け。
内部では、大工工事施工中。
床材に無垢の「西南カバ桜」を貼りながら養生も行い施工中。
外部では、
外壁材はスーパーそとん壁Wを塗るので、ラス下地張りです。
「気密測定は、なぜ必要か?」
気密測定は、義務ではありません。
設計上は断熱材を選択し、断熱性を計算することができます。
しかし、実際に家を建てる際には、人の手で数多くの部材を組合わせて
たくさんの職方さんが携わり施工していきます。
そこには計算では管理できない、わずかな狂いが必ず生じます。
そうした狂いが積み重なり、隙間の多い家になってしまえば、
いくら高性能な断熱材を大量に使ったとしても、隙間風が吹き込む家、
内部結露しやすい家ができあがってしまいます。
気密測定を行う理由として、机上の計算値ではなく、実測値が分かるという点。
気密測定を行うことによって、大工さんや職人さんたちにも
緊張感を持って仕事をしてもらえます。
また、工事の途中で気密測定を行うことで、仮に結果が悪くても、
どこに隙間があるのかを特定することもできます。
その部分を改善することによって、確実に家の気密性能を高めることができます。
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