2020年03月30日
垂水のリノベーション工事の取材 その③
昨年完了した、神戸市垂水区のフルリノベーション工事を
カメラマンとライターさんと一緒に取材させていただき、
これからリノベーションや家づくりをする人へのアドバイスをいただきました。
屋根の葺き替え、外装の補修と塗り替えをして完成した外観。
計画当初は、建て替えも視野に入れて話をしていましたが、
垂水区の傾斜地を造成した場所で、敷地の間口が狭く、
建物へは階段を上がっていくため、建物解体費用にコストがかかる。
仮設費や運搬費等建築工事費にもコストがかかる、。
解体後、地盤調査をして地耐力が弱い場合、高い擁壁があるため、
地盤改良費に多額のコストもかかるかもしれない。
ということでフルリノベーションに決定して、内外装含め全面改修しました。
リビングからの眺望もよく、アルミ樹脂複層ガラスで断熱力を確保し、
開口をさらに大きくしてより開放的にしました。
Q:住み心地はいかがですか?
A:キレイになり、憧れのイメージが実現したのももちろんうれしいのですし、
暖かくなったのでありがたいですね。以前の家は寒かったのですが、
断熱材を入れ、サッシを複層ガラスに変えたので快適になりました。
屋根も瓦から軽量の屋根材に葺き替え、外壁も塗装し直したので安心です。
木の床は傷や汚れが心配でしたが、日置さんにお手入れの仕方を
教えていただいたし、少々のへこみなどは味になると思っています。
眺望のいい2階の窓もインナーサッシを入れて断熱力もアップ。
Q:これからリノベーションや家づくりをする人へのアドバイスをお願いします。
A:時間の許す限り、工務店の担当者とじっくり相談するのがいいと思います。
図面だけではピンとこない部分もありますから、モデルハウスや施工実例を
見学するのもいいですね。私たちも日置建設さんの2階のショールームを
収納の参考にしました。また、完成後もお付き合いが続くわけですから、
ビジネスだけではない、いい関係性をつくっていくことが大事ではないでしょうか?
わが家は今後も何かあれば日置さんに頼めるので、安心感があります。
玄関廻りも無垢材をたくさん使用し、建具もウッドワンの
ラジアターパイン材とオリジナル建具を作成しました。