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2010年05月13日

お客様からのQ&Aその4

Q&A その4 「外断熱と通気」


Q: 外断熱は通気が非常に大事で、二重通気工法が必要ですか?


A:通気は確かに大切ですので、特に外部の通気は必須です。

 しかし、二重通気の必要性はいろいろあると思います。


Q:外断熱にはSA-SHEとかソーラーサーキットとかWB工法では

 二重通気工法を採用していますが、どうですか?


A:確かに上記工法は二重通気にしていますが、まず、コストアップになります。

 それと、せっかく基礎断熱しているのに、敷地の状況も考えずに温かくなると
 
 ダンパー作用にて通気をするのはどうかと私は思いました。

 というのは、湿気の多い池や田んぼがある近くの敷地で温かくなった梅雨時期に

 ダンパーが開くと床下に大量の湿気が入り込みます。

 ただ、常に空気は動いているので湿気はさほどたまらないと言われますが、

 はたしてどうでしょうか?
 

 また、ダンパーによる開閉式のため、気密性が劣り、気密性能の

 C値が1.0㎝2/m3以上になると 空気がうまく流れません。

 そのため、冬に多少の空気の流れが悪い部分で結露が発生する可能性があります。

 確かに二重通気工法をすることでいい点もたくさんありますが、

 コストと性能を考えると外通気だけでもいいと私は考えています。


  


Posted by 明石の日置建設  at 23:00Comments(0)仕事に対しての取り組み