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2009年09月30日

住宅ローン、変動金利の落とし穴!

昨日の続きで、変動金利と固定金利について具体的に説明。

最近、ほとんどの方が全額変動金利で組まれる理由?

それは、

ここ15年ほど低金利の状態が続いているのと、

民主党鳩山政権になり、まだまだ不安要素が山積みでデフレのため、

まだ当面は低金利が続くだろうと見られています。

そのため、高い固定金利を選ぶより、全期間金利優遇した変動金利が

当面は、いいだろうと考え変動金利を選ばれています。


しかし、民主党鳩山政権が軌道に乗り、景気回復するかもしれません。

当面はいいが10年後は?・・・わかりません。

通常35年間の住宅ローンを組む場合が多いので金利上昇が

どう影響するかシミュレーションしてみましょう。


35年間の全額変動金利1.075%で3,000万円借りると仮定。

35年間金利上昇がない場合、

返済額 85,738円/月 、 返済総額3,600万円ほどです。

仮に急に景気回復して金利が3.0%に上昇すると

返済額115,455円/月 、 返済総額4,849万円ほどになり、

さらに、金利が5.0%に上昇すると、

返済額151,406円/月 、 返済総額6,359万円ほどに跳ね上がります。

(ちなみに、バブル絶頂期(18年前)は変動金利8.5%(平成3年)でした。)


1.075%が5.0%になると月々66,000円も増え、

支払総額が2,759万円も膨れ上がります。
(家がもう一軒建てれますよ!)

如何ですか?  (あり得ないことではありません。)

対策として、

景気動向をよく見て、金利上昇すると早めに変動金利を変更申込みして、

固定金利(当然固定金利も上がってきます。)にするのも

一つの方法かもしれません。

(このあたりは、しっかり見極めてください。)


今後、金利がどう変化するかわかりませんが、

目先のことではなく、将来的なことも考慮にいれ、

トータル的に考える必要があります。


明日は、どこの銀行の金利が安く、対応がいいのかズバリ検証します。
  


Posted by 明石の日置建設  at 22:57Comments(0)仕事に対しての取り組み