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2014年03月23日

古民家を診断することでわかること

西島で築80年ほどの住宅の診断(インスペクター)をしました。






この時期の住宅の特徴として、まわりの地盤よりも建物下の地盤は深くして、

大きな束石を置き、床下の高さをしっかりと確保しています。



床下の高さは90センチほどあり、通気はいいので、シロアリの被害はないが、




地盤より低いため土は湿気ているため、束の下が一部腐食し始めている。




阪神淡路大震災の後に、屋根を葺き替えているので、小屋裏は天井断熱を行い、

屋根下地も合板を貼りしっかりと処理しているので、雨漏りは心配なし。

電線は、昔ながらの「がいし」という電線を絶縁する器具が使用していました。




浴室は、真壁で、柱が露出していますが、換気をしっかりとしているので、

シロアリや大きな腐食はなかった。


木造の建物を長く維持するには、土台、柱、梁を湿気や雨漏れから守り、

通気、換気、乾燥が非常に大切です。

  

Posted by 明石の日置建設  at 23:55Comments(0)仕事に対しての取り組み