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2010年09月04日

自然素材住宅のデメリット!

 住宅は、工業製品ではなく現地でさまざまの材料を組み合わせて、

多種・多様の協力業者と共に造り上げていく建物です。

現地で造り上げていくため、建物の良し悪しがあり、工業製品のように

完璧なものは難しく、自然素材を多用するとなおさらです。

特に、無垢の木は生態系の中で生きてきているので、工業製品には

考えられない現象が起きます。

そのあたりをご理解の上、自然素材住宅を進めていかないと、

引渡し時に大きなクレームとなり、トラブルが発生します。

そのため、弊社ではお施主様がなぜ自然素材を望み、どういった点が

気に入っているのか聞いて、デメリットなどもしっかりお話します。


そのデメリットとは、

①自然素材であると言う事は、色や木目等同じではなく、一つずつ違います。

②湿気を吸放出すると言う事は、乾燥や湿気により、伸縮が生じます。
 
 又、木材自体が水分を含んでいる為に、冬季は縮み、夏期は伸びます。

 その為に木部同士の取合い等に隙間が生じることがあります。

③木材には、節があります。節があること自体は生きている木の証明であり、  

 材木の強度には影響がありません。

④木材の乾燥により、割れや捻れが生じる場合があります。

⑤自然素材である為、工業製品のような、一定したものばかりが揃いません。

⑥自然素材の塗り壁は、木との取合い部分等でひび割れの恐れがあります。

他にも個々の材料についていろいろデメリットがありますので、

いいことばかり言わず、しっかりとデメリットもお伝えしています。


「ものには長所短所があり、私達が家に求める安心の出来て愛着が持てるものは、

自然素材住宅であり、無垢材、自然素材の良さだと考えています。」                                       

そして、自然素材を使う弊社の考え方のご理解・ご協力をお願いしています。

  


Posted by 明石の日置建設  at 23:43Comments(0)仕事に対しての取り組み