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2008年09月10日

「HKハウス」にウッディー仕様が初登場

「HKハウス山手の家」の工事に着手し、バイオスAS基礎シートを敷き、基礎の配筋作業中です。

「バイオスAS基礎シート」とは、

防蟻シートと補強シートを張り合わせた基礎シートをベタ基礎の下側に敷くことにより、 シロアリの侵入を食い止める物理的な防除法を可能にした特殊なシートです。

しかも建物がシロアリに被害にあい、修復が必要な場合、500万円までの5年保証付いています。(点検により継続可能)

何といっても、薬剤を使わないシロアリ対策で保証付きなので安心です。


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バイオスAS基礎シート完了      基礎工事


この度の建物は「HKハウス」のウッディー仕様です。

今まで、お客様と木の家がいいということで「ウッドハウス」でずっとすすめていましたが、

「超長期住宅先導的モデル事業」の話があり、急遽「HKハウスのウッディー仕様」を検討し提案させていただきました。


今まで弊社が手がけてきた「ウッドハウス」との違いは、耐震性能の数値化です。

確かに、「ウッドハウス」は骨太の丈夫で長持ちのモノコック構造で「木造の合理化認定」を取得しているので、非常に優れた構造です。

しかし、自由設計で個々に構造計算をして耐震等級を数値化するのにどうしてもコストがかかり、時間も掛かりました。


HKハウスでは、

全ての建物に於いて、許容応力度計算を設計段階より行い、構造の耐震性を確保しながら図面の提案を行います。

そのため、必要に応じて構造材の寸法確定ができるので非常に経済的です。


なぜ、

「ウッドハウス」を「HKハウスのウッディー仕様」に変更したのか?

まとめると3つの要因があります。

1、「超長期住宅先導的モデル事業」で耐震等級2の確保と木造構造計算が必要となった。
(注:この度の建物は弊社が進めていた上記の事業が今回非採択になったので事業申請はしていません。)

2、まもなく建築基準法の4号特例の見直しが行われ、耐震強度の審査を義務付けられる。
 (4号建築とは、2階建以下の小規模な木造住宅で、これを建築士が設計した場合、耐震強度にかかる審査を省略できるのが4号特例だ。)

3、構造計算をすることにより、経済的設計ができるのでコスト削減ができる。
  

Posted by 明石の日置建設  at 13:59Comments(0)HKWハウス山手の家